この度、第27 代天台仏教青年連盟代表に就任致しました、東京教区第3部

圓珠院住職　杉谷義恭（すぎたにぎきょう）と申します。

　50 周年を迎えた仏青連盟の代表就任という重責を負い身の引き締まる思いです。近年、世界中を席巻し続けたコロナ禍の中で、色々な事が停滞し、またある面では多くの学びをしました。連盟行事も中止・延期とした事をオンラインに変えたり、少人数で実施して、その時できる最善を模索しながら実行して参りました。

　発足当初より仏青のあるべき姿は変わっておりません。常に進取の精進を忘れず、会員同士が自己研鑽をし、伝教大師の御教えを社会に広めていくこと。発足した頃より一層、科学や物質文明の波が荒々しく押し寄せる現代になった社会に対して、我々青年僧が何ができるか、どのような役割があるのかを考え、50 年という節目のいま、怯えることなく可能性を求めて取り組んで参りたいと存じます。

　今後とも、前任者同様、倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますよう衷心よりお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせて頂きます。